治療の秘訣
治療の鍵などは無い。 全ての臓器や組織の代謝が調和していなければならない。 『全ての生命はそれぞれ生物学的存在でそれぞれ目的がある。食べ物を摂取して成長し最生産する。」
『何百万年もかけて永遠の生命が進化してきた。そしてこれからも無限に進化し続けるだろう。 構成する全てが大切で内部平衡を維持するためにはどれが特別ということは無い。 コラスは歴史分析をし、科学と技術が『行過ぎた単純化によって』過ちをもたらしたという。 『対症療法は、土壌、植物、動物、人間、医療のどの分野に用いても有害である。 部分も重要だが、無限の調和をもつ全体がそれ以上に重要だ。人間は、新しい考え方や理論、技術、科学がでるたびに医療の根拠として大揺れしてきた。そして自然から遠ざかるばかりだった。
食事療法に対して懐疑的な医師が多い理由は二つある。
一つはガンを不治の病と信じ込んでいること
一つは沢山のガン治療の理論や展望が出たが皆失敗している。
食事法の試験が間違っている根本理由は、特定のものを一つずつ調べる手法にある。 私もこの方法に失敗して、以前肺結核に用いた食事法を外見的に判断し易い皮膚結核、尋常性狼瘡に適用してみた。 その後ガンにも応用したが、消化器系のものにはより集中治療が必要であることが分かった。 結核とガンの治療法を同じ手法で開発した。
当初からの根本的考え方は変わらず;正常な体は全ての細胞が正しく働くようにする力があリ、異常な変化や成長を防ぐ。 従って、ガン療法のやるべきことは自然身体を正常な生理に戻す、あるいは可能な限り戻すことになる。 そして、その代謝生理を自然な平衡状態に維持することである。 正常な身体は、悪性腫瘍を抑え撲滅する力がある。
ガン患者の場合、その抵抗がごく初期のものに対しても起こらない。 何が抑止力になるか。 私の答えは、酸化酵素とその働きを維持する体調だ。 よく知られている酸化酵素は、アルギナーゼ、カタラーゼ、キサンチン・デヒドロゲナーゼ、エステラーゼ、尿素酸化システム、シスチンーデサルファラーゼ、シトクロームーC、シトクロムオキシダーゼ、アミノサンオキシダーゼ、フラビンがあり、肝硬変と肝臓ガンではこれが皆機能低下している。
オットー・ワルブルグは代謝係数=
嫌気的解糖/細胞呼吸
を発見している。 正常な組織ではこれが0。
発芽組織では0.1
良性腫瘍では0.45−1.45、
悪性組織では、最大12にまでなる。
アルカリフォスファターゼとデアミナーゼは、致命的肝臓や肝ガンでは活性が高くなっている。