一般的栄養

この一般的食事のガイドは、家族で摂ることが可能で、病気や健康維持に良いことが多くの実例で証明されている。
食事の1/4は個人の好みを許容するが、それ以外は全て重要な臓器である肝臓、腎臓、脳、心臓などに十分な能力を温存し余計な負担をかけないようにするためのものにする。

 食べすぎ、毒物の摂取、消化に負担の懸かる油の摂りすぎなどで内臓に負担をかけると、若くして退化病がでたり早く老け込んだりし、元々弱かったり発達の良くない臓器に慢性、急性の症状が現われる。 ここに示すのは、予防であって治癒のためのものではない。 治癒のためにはより厳格な食事と投薬が必要となる。

 全てのビタミンや酵素、ホルモンやミネラルの生理学的機能が解明されていないので、自然な状態のものを摂るのが最善と考えられる(解明されても自然なままが良いだろう、山田注)。 未加工の新鮮なもの、健全な命あるものが最善である。 これらには、全ての栄養素が最適な形で含まれている。

食事の3/4は、新鮮な野菜、果物全般(一部調理が必要なものもある)とする;

野菜 ・野菜は水を入れずにとろ火で1-2時間かけてじっくり煮込んだものを汁も一緒に全部を食べる。
・ほうれん草は、灰汁(蓚酸)が強いので汁を捨てても良い。
・塩やスパイスは用いない。
・葉物にトマトなど汁気のあるものを一緒に煮て味を調える。 
・玉葱、ねぎ、トマトには汁気が十分にある。
・ビートやじゃがいもは皮を剥かずに水で煮る。イモ類は蒸し焼きやオーブンで焼くのが良い。
・葉物、トマト、果物、野菜をサラダで摂る。
・ミネラル含有量の多い野菜;人参、グリ-ンピース、トマト、スイスチャード、ほうれん草、ささげ、メキャベツ、
アーティチョーク、ビートカリフラワー、赤キャベツなどは特にお薦め。 これらをりんご、トマト、レーズンなどと煮る。
・調理したものは一晩冷蔵庫で保管しても可。
果物 新鮮な果物ジュース(オレンジ、グレープフルーツ、葡萄など);果物サラダ、冷たい果物スープ、
潰したバナナ、おろしりんご、りんごソースなど。
穀物 精白しない全粒のライ麦か小麦のパン。 オートミールは沢山摂る。蕎麦ケーキやポテトパンケーキは
好みで摂ってよい。黒糖、蜂蜜、メープルシロップも補助的に使ってよい(個人的には不賛成ー山田)。
乳製品 塩やスパイスを使っていないポットチーズ、バターミルク、ヨーグルト、バター
クリームやアイスクリームは最低限に抑える。(アイスクリームは子供の毒)
調理器具 蓋がぴったり出来て蒸気の漏れない鍋。ミネラルはコロイド状態から水に溶けた状態になると吸収しずらくなるようだ。
アルミはダメ。 圧力鍋、電子レンジもダメ。 


その他の1/4には、個人の好みを入れても良い。

肉、魚、卵、ナッツ類、キャンディ、ケーキなど好みのものを入れてよい。
ニコチンは禁止、アルコール類、コーヒー、お茶は最小限にする。
ペパーミント、カモミール、リンデンの花、オレンジの花などのティーは可。
塩、胡椒,生姜、重炭酸ソーダ、魚の燻製、ソーセージは避ける。


ミネラルの重要性
 全身の組織にはナトリウムよりもカリウムの方が多くなければならない。 カリウムは細胞内に、ナトリウムは細胞外にあるのが良くその比は全組織で60:30で10%はその中間であるのが最適。 ミネラルは単独では存在せず、ホメオスタシス(恒常性)が働いてその他のミネラルとバランスをとりながら存在している。 ホルモン、ビタミン、酵素も皆ミネラルと共に存在し、様々な種類がバランスを摂って存在している。
ホルモンは細胞に個性を与え、ビタミン(補酵素とも呼ばれる)は代謝の文化と活力を助け、酵素はステップ毎の代謝と特定の消化過程(脱水と酸化)を遂行し、白内障、欠席、慢性の炎症を起こすような毒性の代謝中間産物の形成を防ぐ。 正常な代謝はこれら独特の機能全てが協働している必要がある。

体重1kg当りの年齢別ミネラル量
全身 細胞外 細胞内
Na Cl K P 脂肪
Gm Meq gm Meq Gm Meq Gm Meq
胎児3-4ヶ月 2.7 76 93 - - 2.14 69 0.5
胎児5ヶ月 2.58 112 2.5 70 91 2.00 51 3.58 115 1.2
胎児6ヶ月 2.16 93 2.6 73 86 1.88 43 3.82 123 2.5
胎児7ヶ月 2.14 93 2.6 73 86 1.88 43 3.82 123 2.5
未熟児7ヶ月 2.42 105 2.7 75 85 1.71 44 3.82 123 3.0
新生児 1.78 78 2.0 56 80 1.90 49 3.40 174 12.0
成人 1.09 48 1.56 42 72 2.65 68 11.6 374 18.0

A.ソール、ミネラル代謝1939、pp19-20

日中はナトリウムがカリウム組織に侵入し、それと共に塩素と水が入り込む。 こうなると疲労と重い感じや浮腫みが出る。 夜には再吸収され朝尿中に排泄される。こうして、さっぱり目覚めることになる。 この生物原理は健康を維持するために重要であり、不足、異常、変化があると病気になる。  殆ど全ての急性、慢性の病気は、陽性組織に陰性のナトリウム塩素、水が侵入することで毒、感染、傷害等によって起こる浮腫になる。

K/Na比 ネズミ、牛、人のミルク比較 Meq./L
ネズミの乳 牛の乳 人の乳
K/Na 43/33=1,33 39.5/26.5=1.49 12.2/5.0=2.44

人の乳やネズミや牛に比べてカリウムの比率が高い。

栄養にさほど気を使う必要はないという人もいるが、それは、健康で遺伝、文明、病気、外傷、その他有害物の蓄積による障害を受けていない人にはいえるかも知れない。 しかし、文明は自然の恩恵をかなり損なっている。 実験的に色々なビタミンの無い食事を与えて欠乏を意図的に起こした所1/3は4ヶ月で、2/3は半年で欠乏が生じた。 10ヶ月持ったのは僅か5-6%しかなかった。必須のミネラルやビタミン、酵素を最も自然な形で十分な量を比較的長期に保持せずに害が起こらない人はほんの僅かしかいない。 組織には適切なミネラルが必要でこれが電位を保持しホルモン、ビタミン、酵素を正常に機能させている。 これが身体の正常な代謝と命の源です。 

まとめ
有機栽培された新鮮な野菜や果物が最善の選択である。 母親はもっと子供と台所に注意を注ぐべきである。家庭菜園は、最善の手段です。