臓器の酵素分布

各細胞の蛋白質と脂肪の消化と交換の代謝全体が病的に変わってしまっているのがガン。この変化が酵素代謝をも変えてしまう。組織の事実上全ての反応は酵素の反応ということができる。 酵素が反応するためには、細胞内の分子が活性化されなければならない。一定量のエネルギーの供給が必要で例えば最も単純で持続的に行なわれるグリコーゲンが分解して二酸化炭素と水になるのにもエネルギーが必要である。

酵素には二つの種類がある。
 1.細胞から分泌され抽出できるもの
 2.細胞内にあって取り出せないもの。
酵素は肝臓で再活性化され細胞に供給される。 ガン療法では、酵素機能を回復するために細胞内のものを回復しなければならない。 
悪性腫瘍の全ての研究者は、組織、体液が電気的に陰性になっているのが特徴的であることを見出している。 この前提のもと、正常な組織と異常な組織の電気特性を調べたところ、細胞外の蓄積では甲状腺に負の電位が高く見られた。細胞外(負)と細胞内(正)の成分は電流では無機のミネラルについてはそうだが、生態の生物学的実験では違っている。(フーバーら)

表1 親液性ミネラルの帯電性 一般の無機化学ではKはマイナスで陽極に移動し、Na,I,Brはプラスで
陰極に移動するが、この表では細胞外と細胞内のミネラルグループが
反対になっている。
+ 境界 -
Li,Na,Al,Fl Ca Rb,Cs,K,NH4
CNS(中枢神経),I,No3、Br Cl アセテート,SO4,PO4,酒石酸塩

まず、それぞれの臓器はプラス又はマイナスに分かれその極性で臓器の種類がわかる。次に、多くの有機成分は、悪性化するにつれて電気的にプラスに帯電する臓器かマイナスに帯電する体液、結合組織、甲状腺、脾臓、壁細胞、精子に電荷が蓄積して行く。 更に、酵素の分布を調べたところ、酵素によって違う臓器に分布する傾向があることが分かった。 悪性成長の電気特性では、腫瘍が悪性化するとき極性が変わることと全ての悪性腫瘍は負に帯電する。 ローランドは悪性腫瘍では分極が低下し伝導性が高くなることを発見している。これは、細胞内にナトリウムが増えたためと思われる。 悪性腫瘍組織は分極しない電極で調べたところ10-20mVに帯電しておりレドックス電極では100mV以上になった。これは前者がイオンを後者が電子を検知するためである。