無塩食

細胞が塩のある環境では電気的挙動が変わる。 組織が全く正常に見えるときでも細胞の分極が起こることで異常の始まりを知ることができることをウォーターマンは発見している。  メイヤーによると、「バランスが崩れると塩が細胞代謝にとって問題になる。 従って、どんなものを食べるか、全ての組織の正常な機能や相関が血清中の塩の量と比を決定することは明らかだ。 』という。 
 ガンの発生原因について、ミネラルバランスが重要な争点になる。

臨床的に無塩食と解毒によってナトリウム、塩素、水が全身から少なくなる事は分かっている。 細胞の浮腫と負の電位は消える。 
ガンは異常な症状のことを言っている。その背景にある原因は肝臓の中毒に見出されるはずだ。 これが生物学的発見は不完全で矛盾が多い最大の理由だろう。ガンは多くの代謝機能が集中している、最近では『生命のバランス取り』といわれるようになっている肝臓の病気だ。 ここから他の臓器が病理的影響を受けて傷んだり中毒したりする。 ウォーターマンは、『血清中のナトリウムの量はガン患者も変わっていない。』事を発見している。 フライ博士は1926年のブリティッシュガンレビューでガン細胞を持つラットでは血液中のナトリウムは、腫瘍が盛んに成長しているときは、25%正常値よりも高く、腫瘍が縮小している時は60%高くなっていることを発見したと書いている。

ガンに対する無塩食の役割 

無塩食の主な役割は全身の組織からナトリウム、塩素、水、毒物、有害物を除去することである。  全ての毒物や除去しにくいものは病的組織、特に肝臓と腎臓の刺激物になる。 無塩食を始めて2-3日後には結核、ガン、その他の慢性病で塩化ナトリウムの排泄量が増えるのはその為だろう。 この状態は8-14日間継続し病気の快方へ向けての良い進展となる。 その後、時々2-3日間後には1日塩化ナトリウムの排泄は高いレベルで尿量も多くなる。 吐き気、下痢、イライラを伴ういわゆるぶり返しは恐らく胆汁の分泌量が増えることと内臓神経の刺激によるものだろう。 ぶり返しの後は、気分が楽になり改善する。

 

無塩食が必要な兆候

 
1.浮腫と皮下組織にナトリウムと塩素の異常な蓄積(腎症)。
2.心腎不調
3.慢性病特に結核、ガン等のカリウム喪失とナトリウムの保持
4.解毒は病気の重さに比例させ回復中も維持しなければならない。

細胞汚染と組織損傷症候群

 細胞汚染とは細胞が環境中の汚染物質によって、酸素不足、外傷、全身障害などを起こす事だがこの原因は細胞内の水分量が増えている状態で細胞蛋白にNa+が多くK+が少ない状態で起こる事が分かっている。(フリーマン・コープ博士、1977) 
細胞水腫(細胞中に水が入り込んで膨れる状態)は、細胞損傷を受けて起き、細胞が生きるのに欠かせないエネルギー源となるATPがミトコンドリアで作れなくなって細胞が死んで行く。 ATPサイクルが停止すると蛋白合成と脂質代謝が止まる。 ゲルソン療法でNaを抜きKを補給することによってさいぼうの酵素、代謝、呼吸機能を活性化し毒性物質を除去することができる。細胞水腫は診察で簡単に分かる。